教えることが最大の学び

『名選手は名監督にあらず』という言葉があります。

 

日本を見渡してみると、
選手としての実績を買われて監督やコーチになるケースが多く特にプロの世界では、有名選手でなければ監督になれない傾向がとても強いです。

 

ただ、現役時代の実績と監督として実績は比例しないことも多いようです。

 

一方、アメリカのメジャーリーグに目を向けてみると
2016年のメジャー30球団で現役時代の成績で殿堂入りした監督は一人しかいませんでした。

 

『名選手は名監督にあらず』という言葉は見方を変えれば

 

『名選手でなくても名監督になれる』
ともいえます。

 

初心者にボールの投げ方を教えるときの
【コツ】

 

それは、、、
 
『相手と同じ目線になること』

 

具体的な方法としては
利き手と反対側の手を使ってみることです。

 

右利きの人が左手で箸を使ったり、ボールを投げたりするのはとても難しいし、イライラすると思います。

 

子どもや初心者はまさにその状態になっているので、反対側の手を使うことで同じ目線になることができます。

 

同じ目線になって、どうやったら上手く使えるんだろうと、
一緒に考えていくことで上達のスピードが格段に上がります。

 

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名選手が指導者として1番苦労することは、

『なんでこんなことができないんだろう?』

と感じてしまうことだそうです。

 

それは名選手は感覚の天才だから。


この感覚を大事にしながら選手と同じ目線になれる人が指導者としての実績も残せているんだと思います。

 

一方、名選手じゃない人の最大の武器は、

『選手の気持ちがわかること』

です。

 

名選手でも名選手でなくても、
教えることで選手と同じ目線なって一緒に成長していけることが最大の学びになることは間違いないです。

 

指導者の方に少しでも参考にしていただけたら幸いです!

 

ちっぽけなプライドこそ、その選手の成長を妨げる。-野村克也-

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